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【6月の野草】ヤロウ(セイヨウノコギリソウ)

6月上旬ごろから特徴的なギザギザの葉っぱが広がり始め、6月後半には白い花が咲き始める。

日本には葉っぱがギザギザしていないノコギリソウが在来種としてあるが、このヤロウは外来種である。

 

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セイヨウノコギリソウの特徴

セイヨウノコギリソウ(西洋鋸草、学名Achillea millefolium)は、ヨーロッパ原産のキク科ノコギリソウ属分類される多年草の1。英名はヤロウ (yarrow) [2]。牧草学ではヤローとよび、ヒツジに好まれるとされる[3]


特徴 その生命力の強さは、堆肥用の生ゴミに一枚の葉を入れるだけで急速にゴミを分解していく[6]。また、根から出る分泌液は、そばに生えている植物の病気を治し害虫から守る力があり、コンパニオンプランツのひとつといわれている[7]。 (Wikipedia)

 

葉を一枚入れるだけで分解されたり、植物の病気を治すなんて、緑肥としても使えるということか・・・。

来年畑の周りに咲いてくれないかな。

 

食用・飲用としての活用

ヤロウは古くから薬草として利用されてきたようで、止血作用、抗炎症作用、胃液分泌促進作用など、様々な効能を持つ。

健胃、強壮、発汗、通経薬としても利用され、民間療法では傷の治療や化膿症、湿疹にも用いられる。

また、ハーブティーとして飲むと、胃の不調や食欲不振の改善、月経周期の乱れを整える効果も期待できるそう。

ただし、花は小さな虫が入っているので、しっかり洗うか乾燥させる必要がある。

 

イギリスでは若葉をさっと茹でて、バターソテーにするらしい。確かにバターに葉を練り込むだけでも美味しそうなので、来年若葉を摘み取って試してみたい。

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