北海道ではエゾカンゾウ、本州では禅庭花(ゼンテイカ)やニッコウキスゲと呼ばれる多年草。
ユリ科、ツルボラン科、ススキノキ科など、分類がコロコロ変わるので、2025年時点の分類は諸説ありよくわからない。
特徴
ゼンテイカ(禅庭花)はワスレグサ属の多年草。一般的にはニッコウキスゲ(日光黄菅[4])の名前で呼ばれる[5]。花が咲く時期も近く、外見もユリに似ているが互いに別の種。
各地で別々に同定されたため、和名、学名ともに混乱が見られる[6]。別名はニッコウキスゲのほか、エゾゼンテイカ、センダイカンゾウともよばれる[1]。地方により、ヤマガンピョウ、オゼカンゾウなどともよばれている[4]。(Wikipedia)
初夏に黄色い花を咲かせ、冬には地上部が枯れて、春に毎年同じ場所で葉が広がり始める。
花は午前中に咲いて、夕方閉じるそう。夕方に閉じているのを意識しがことがないが・・・。
様々な地域で異なる和名があるのでややこしいが、どれも同じ植物を指す。
食用・飲用としての活用
鉄分、ビタミンA・B・Cが豊富に含まれていて、若葉、蕾、花びらは山菜として食用になる。
おひたしや天ぷら、酢味噌和えが定番メニューだそうで、花びらを酢漬けにすると、栄養豊富な保存食にもなるそう。
また、その蕾は『金針菜』と呼ばれ古くから中国では漢方に利用されている。
「肝」の「血」を補い「気」と「血」の巡りを良くし、疲労回復、憂いを忘れ精神を安定させると言われています。
蕾の中にある花粉に多くの栄養が含まれているようで、鉄分やビタミン各種などが豊富なことから、生薬として利用されてきた。
食感や癖のない味が良いので、子供から大人まで食べられるそう。
初めて見た時は、花を取ると種ができなくなると思ったので採取しなかったが、宿根草なので来年は花を酢漬けにしてみようかな。