5月末ごろから一斉開花する我が家のミヤマオダマキ。
初代オーナーが植えたのか、自生したのかはわからないが、毎年まだ寒さが残る5月末〜6月中と割と長期間、家の南と西側の縁を覆うように咲き始める。
葉の成長が早いのか、私が気にしなさすぎなのか、クローバーの葉が出始めるのは気づくが、ミヤマオダマキの葉には気づかないことが多く、気づいたら花が咲いている。
ミヤマオダマキの特徴
ミヤマオダマキ(深山苧環、学名:Aquilegia flabellata var. pumila)は、キンポウゲ科オダマキ属の多年草。北海道~中部地方以北、南千島から朝鮮北部、樺太に分布する高山植物である。園芸品種として改良されたものが山野草として栽培されるが、高山性のものとしては栽培しやすい方である。
秋田県・宮城県・群馬県・石川県でレッドリストの絶滅危惧種(絶滅危惧I類)と岩手県で絶滅危惧II類に指定されている[1]。(Wikipedia)
名前の由来は、苧環という麻糸を丸く巻く道具に花の形が似ていて、深山に咲くことから、深山苧環となったそう。
うちで咲いているものを見る限り、群生するのか家の壁を伝うように広がっている。花はほぼ同時に全部開花して、ほぼ同時に全部閉じて実をつけ始める。
ミヤマオダマキのエリアだけは花が完全に終わるまで草刈りをしないようにしているが、地下茎なのか、種なのか、少しずつだが増えている気もする。
種で繁殖するなら、飛ばされて他の場所に咲いてもいい気もするが、このエリアにしか咲いていない。

たまたま写真に収まっていたのだが、葉っぱの出始めがクルクルしてて可愛い。
これが徐々に広がって、カエルの手みたいな3枚の葉っぱになる。
うちのミヤマオダマキは、外壁横の砂利エリアがお好みのようで、砂利の敷いてあるところに主に生えている。


これだけ広がっていても鹿の食害には遭っていないので、鹿の好みではないのかな。
春が来てもまだまだ寒い中、桜の次に咲く花なので、これからも大切にしたい。
