まだまだ寒い6月初め頃から、レンゲツツジが花を咲かせる。
淡いオレンジの綺麗な色で、おそらく初代オーナーによって植えられたのだろうが、特に何の手入れもされないままクマザサに覆われていたので、そこにレンゲツツジの低木があるのは、花が咲くまで気づかなかった。
レンゲツツジの特徴
レンゲツツジ(蓮華躑躅[4]、薥、学名: Rhododendron molle subsp. japonicum)はツツジ科ツツジ属の落葉低木で有毒植物。和名は、枝先に輪をなすようにつく花の様子が蓮華に見えることから名付けられたという[4]。「ウマツツジ」「ベコツツジ」などの別名もある。庭木としてもよく利用される。花は朱色で、黄色の種類にキレンゲツツジがある。
日本の北海道南西部から、本州、四国、九州まで分布する[5][4]。高原などに生え、日当たりのよい草原や湿地にしばしば群生する[5][4]。(Wikipedia)
やはり湿地・・・。我が家の湿地植物率の高さよ。
しかし、北海道南西部とあるが、東部でもよく見かけるので、今は道東でも分布していることになる。
気は低木で、高さは1、2mほど。どちらかというと横に広がるので、枝が伸びている位置が株元からとても離れている。
葉は、上に伸びるようにモサモサっとした塊になっている。

花が咲く前に、赤茶色の蕾?のようなものが出てくるので、最初は咲く前から枯れてしまっているのかと思ったが、時間が経つにつれ鮮やかなオレンジに変わっていったので、恐らく花の初期か蕾はそんな色なのだろう。
うちのレンゲツツジは、長年放置されたからか、満開という咲き方にはならず、どちらかというとまばらに花をつける。少し木が弱っているのかもしれない。
毒性
全木にジテルペンのグラヤノトキシン( grayanotoxin )[8]、ロドジャポニン( rhodjaponine )などの痙攣毒を含み、呼吸停止を引き起こすこともある。
牛や馬にとっても有毒なため(ウマツツジ、ベコツツジの別名はこれらの動物に害を与える事から)食べ残すので[9]、レンゲツツジの群生地になっている牧場も多い。
花には蜜があり子供が吸う場合があるが、摂取させるのは非常に危険である。トルコ産蜂蜜での中毒例が報告されている[10]。このため、日本の養蜂業者はレンゲツツジが自生している所では蜂蜜を採集しないか開花期を避けるなどしている[11]。(Wikipedia)
この通り、毒性があるので、ツツジだからとうっかり蜜を吸ったりしないようにせねば。