草刈りをすると毎回新たな発見がある。
今回はエゾフウロが出てきた。
背の高い雑草に隠れて見えなかったが、上を刈るとしっかりと低い位置でも植物は成長している。
目次
エゾフウロの特徴
エゾフウロ(蝦夷風露、学名: Geranium yesoense var. yesoense)は、フウロソウ科フウロソウ属の多年草[2][3][4][5]。花期は7-8月。茎は高さ30-80cmになり、よく分枝して茂みをつくる。
分布と生育環境 千島列島のシムシル島以南、北海道、本州の東北地方に分布し、山地や海岸の草原に生育する[5]。タイプ標本の採集地は、北海道渡島半島の函館で、幕末に来日したフランス人の医師・植物学者であるリュドヴィク・サヴァティエによる[1]。
同じフウロソウ科でも、ハマフウロ、ピレネーフウロ、ヒメフウロなどがあり、エゾフウロは海岸から原野に生息する。
在来種で日本の固有種。
1週間前には咲いていなかったので、道東エリアの湿地では、7月終わり〜8月ごろが開花期のよう。
花色は割としっかりとピンク寄りの薄紫で、大きさは2センチほど。群生というほどでもないが、同じ場所にチラホラと点在している。
多年草なので、毎年同じところから出てくる。地下茎で広がる種ではない。
日本の固有種なので、是非このまま種子ができるまで見届けたい。
食用・飲用の活用
エゾフウロの食用・飲用の活用情報は、ほとんどどこにも掲載されていない。
毒の情報もないため、不用意に食べない方が良い。

(↑ギザギザの葉っぱ以外は、エゾフウロのものではない)