7月に入って雨の量がめっきり減り、毎日水やりに追われた。
時間をかけて散水したとて、夏の日差しには焼石に水程度にしかならない。
表面だけなんとか湿っては乾きを繰り返し、野菜の成長も遅くなった。
7月15日にきた台風のおかげで
まる二日、まとまった雨が降り、ようやく地面が潤った。
すると、途端に野菜が成長し始め、ミニトマトは一気に大きくなり
きゅうりも新しい葉っぱが出て、大根とカブの葉っぱに張りが出てきた。

例年なら7月から雨が増える北海道。
今年は全然降らず、えぞ梅雨らしい梅雨もないまま7月半分を迎えたが
これから雨の日が増えそうなので、一安心。
とはいえ、7月時点でこんな大きさじゃ、
実がつく前に霜が降りそうで今年は収穫できないかも。
まぁ畑一年目だから今年は情報収集の年ということで。
まずは何も施さずに土の反応を見て、
できばえにこだわらず、
来年までにどんな準備が必要か材料集めができればいい。
焦らず、気長に、自然に寄り添う。
この雨の後の草刈りを思うと恐ろしいが、
やはり乾いた大地よりも潤った大地の方が、心も豊かになる。
まさに、恵みの雨。
ありがとう雨さん。