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道東で越冬したジャガイモ

昨年、庭の畑に植えたキタアカリが、道東の極寒を乗り越えて、みずみずしい芋になって土の中から出てきた。

無計画な越冬が功を奏したようで

ことの発端は昨年の秋。

6月くらいに頂いた種芋を植えたのだが、夏になっても花が咲かず茎が伸びるばかり。

ジャガイモは成長に合わせて土を被せるという事も知らなかったので、伸びた茎が葉の重さでくったり倒れてしまい、そのままにしていたら秋になり、一つも花をつけずに茎が枯れてしまったのだ。

だから、『きっと芋も成ってないんだろう』と、土を掘って確認することもなく、11月にあっという間に土壌凍結と雪が始まったので、なっていたとしても冷凍ジャガイモじゃ希望はないなと諦めていた。

そして今年の5月なかば、リベンジを兼ねてジャガイモエリアにまたジャガイモを植えてみようと土を掘ったら、まさかの中からジャガイモが出てきたのだ。

掘っていた鍬が当たって真っ二つになった断面は、驚くほどみずみずしく艶やかだった。

新ジャガのように皮も薄く、蒸しイモにしたら最高なんじゃないかと期待がふくらんだので、リベンジより先に昨年植えたあたりを掘れるだけ掘ってみた。

数はそんなに多くないし、数個は凍結にやられたのかふにゃふにゃになっていたが、写真のように見事に越冬した芋が収穫できた。

 

道東で越冬することのすごさ

我が家のエリアは道東でも海沿いより寒い内陸で、冬はマイナス20度、土壌凍結は120センチは行くと言われている土地。

そのため、家の基礎もとても深いし、冬になると地面が凍結で10センチほど上昇するから、ガレージの扉が土に引っかかって半分開かなくなったりする。

そんな土地だから、畑の土も11月後半か12月にはカチカチに凍ってしまい、何もできなくなる。

だからこそ、今回のジャガイモの越冬にはびっくりしたのだ。

生のじゃがいもは冷凍したらスカスカになってしまうから、極寒の土壌凍結の中でまさか越冬して瑞々しい実をつけてるなんて、思いもしなかったから。

考えられるとしたら、今年は早くに重たいドカ雪が降って根雪になったので、凍結深度が深まらなかったか、その雪のおかげで温度を保てたとか、土の深いところの芋だけが耐えられたとか。

こんなミラクルが起きるのだから、今年も一部の芋は越冬させてみたくなった。

 

越冬芋を種芋として今年も植えてみる

 

収穫できたキタアカリのうち、いくつかはしっかりと芽が出ていたので、今年もそのまま植えてみることにした。

越冬したのだから、きっと生命力も強いだろうし、今年は土を被せることも学んだので、もう少し愛情を込めて育てられる気がする。

さらに、じゃがいもエリアに、当初植えようと思っていた品種不明の男爵系とメークイン系の芋もそれぞれ植えてみた。

全部で3種類。

秋のイモ掘りが楽しみだ。

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